26.2.2パッチノート

本日配信のパッチ26.2.2は、王道ハースストーン、バトルグラウンド、デュエルの不具合修正とアップデートを行うためのものだ。

「王道ハースストーン」アップデート

開発者のコメント：現状のメタは全体的にちょうどよく、ほとんどのクラスにおいて戦い方を複数の中から選べる状況です。このタイミングで、パワー面やプレイ体験で突出しているものに対して調整を加えることにしました。また、プレイヤーの中立的な選択肢となりうる強化を行い、現状弱めのクラスにも活躍の場を広げることも目的です。

以下のカードはパワーを下方修正されたぞ。

罪人の烙印

旧：敵のミニオン1体に烙印を押す。それがダメージを受ける度、敵のヒーローに2ダメージを与える。
新：敵のミニオン1体に烙印を押す。それがダメージを受ける度、敵のヒーローに1ダメージを与える。
開発者のコメント：「デーモンハンター」は現在のメタにおいてパワー面で突出した数少ないカードで、いくつかの有効なアーキタイプが存在します。「罪人の烙印」を使った「スペルデーモンハンター」は、このクラスの中でもパワーとネガティブなプレイ体験が突出しています。この変更は、このカードの使用率とパワーと減らすことを目的としたものです。

フェルスケイルの喚起師

旧：攻撃力5
新：攻撃力3
開発者のコメント：これは最近登場した「ビッグデーモンハンター」のアーキタイプで目立っているカードです。効果がデッキで最強クラスのカードとなっているため、さらに単体でも脅威である必要はありません。「ビッグデーモンハンター」がようやく戦えるアーキタイプになったこと自体はとてもいいことだと考えています。アーキタイプ自体は本調整後もプレイされることでしょう。

踊り喰い

旧：[3マナ] 3ダメージを与える。これが手札にある間に自分がナーガを手札から使用していたらコストは（0）。
新：[2マナ] 2ダメージを与える。これが手札にある間に自分がナーガを手札から使用していたらコストは（0）。
開発者のコメント：「レディ・サセーノ」と「踊り喰い」のコンボは、長らくデーモンハンターデッキの定番でした。この変更は、クラス全体に対する微調整を目的としています。

戦場の死霊術師

旧：体力3
新：体力2

ブライトファング

旧：[3マナ]
新：[4マナ]
開発者のコメント：前回の拡張版では、クラスが低迷していた当時には必要な措置として、この2枚のデスナイトカードが強化されました。しかし、現在のバランス調整方針は、完全に固定化せずに時間と共に流動的に変更していくというものです。「不浄のデスナイト」は現在ランク戦で最強デッキとなっていますので、下方調整が必要です。前回強化した内容を元に戻すことはしませんが、他の調整をいくつか加えることで若干の弱体化を狙っています。特に他のアグロデッキとのマッチアップにおいてこのデッキは不相応に強くなっています。

邪教幹部バサレフ

旧：[4マナ]
新：[5マナ]
開発者のコメント：「アグロプリースト」は現在どのレベルでプレイしても安定していますが、特に低レベル帯で活躍しています。以前追加した強化を元に戻したのは、他のデッキと同列にするための軽微な調整です。このデッキおよびカードは、引き続き対戦で有用なものになっているはずです。

アヌブレカン

旧：雄叫び：装甲を8獲得する。このターンの間、自分が次に使用するミニオン3体はマナの代わりに装甲を消費する。
新：雄叫び：装甲を5獲得する。このターンの間、自分が次に使用するミニオン3体はマナの代わりに装甲を消費する。
開発者のコメント：「アヌブレカン」はネガティブなプレイ体験が目立っており、これによって関連するメタに不均衡が生じています。今回の変更によって、ドルイドのプレイヤーが派手なプレイをできなくなるわけではありません。ただし、以前よりは下準備が必要になります。デッキのファンは十分プレイできるラインを維持しつつ、全体的なパワー、使用率、メタへの影響力を減少させることを目的としています。

走り書きの速記者

旧：[6マナ]
新：[7マナ]
開発者のコメント：「ミラクルローグ」はほとんどのレベルにおいて突出しているわけではありませんが、高レベル帯では相変わらず突出した強さと使用率を誇っています。今回の微調整は、現在のパワーレベルと、今回のパッチで他のカードに加えられる調整を踏まえたうえで見込まれるパワーレベルを反映するためのものです。

上述の作成可能なカードはパッチ26.2.2配信から2週間、魔素の満額払い戻しの対象になるからな。

以下のカードはパワーを上方修正されたぞ。

交響曲第6番「大罪」

旧：[6マナ]
新：[5マナ]
開発者のコメント：プレイヤーに人気のカードではありますが、あまり強くはありません。今回の変更はこの面白いカードをもう少し使いやすくするためのものです。

深淵よりのもの

旧：[4マナ] 自分のデッキの底のカード5枚のコストを（3）減らしてから海底探査する。
新：[3マナ] 自分のデッキの底のカード5枚のコストを（2）減らしてから海底探査する。
開発者のコメント：最近の調整により、ウォリアーはプレイ時の選択肢が増え、パワーと使用率も上がりました。それでもプレイヤーからはもう少し遅めにしてほしいとの要望が出ています。調整が入っても強力なカードですので、変更後もよく使用されると見込んでいます。

コーラス・リフ

旧：ミニオンを1体引く。それに+2/+2を付与する。フィナーレ：直前のリフをプレイする。
新：ミニオンを1体引く。それに+3/+3を付与する。フィナーレ：直前のリフをプレイする。
開発者のコメント：最近「リフ」パッケージに加えたいくつかの調整により、このシナジーの使用率とパワーをアップさせることに成功しました。しかし、現状では「コーラス・リフ」だけが弱くなっています。このシナジーは、ひとつひとつのリフが全て効果的であるからこそ輝くはずです。そこで、パッケージ全体の強さを底上げするために調整を行いました。

爆破改築士

旧：雄叫び：敵の場所1ヶ所を破壊する。
新：交換可、雄叫び：敵の場所1ヶ所を破壊する。

朽ちかけたアップルバウム

旧：攻撃力4、体力5。挑発、断末魔：自分のヒーローの体力を4回復する。
新：攻撃力4、体力6。挑発、断末魔：自分のヒーローの体力を6回復する。
開発者のコメント：「爆破改築士」は使用率が低かったため、テックカードとして有効な選択肢になるよう少し調整しました。「朽ちかけたアップルバウム」は大きく強化したため、速攻型の戦術をターゲットにしたい遅めのデッキにとって選択肢のひとつになるはずです。